先月号に引き続き、ヘナって何?
今回は、ヘナはどのように染まるのか?
先日、娘から学校でつくってきた藍染のハンカチをもらいました。
理科か家庭科か聞くのを忘れましたが、嬉しくてバックにいつも入っています。使ったことはありません。
藍は、布などにつけると意外としっかり簡単に染まります。
でも、髪には簡単には染まりません…なぜなら、髪には他の繊維と違い髪を守るためのコーティングがもともとそなわっているからです。そのため、さまざまな植物染料がありますが、なかなか思ったようには染まらないと思います。カラートリートメントや、シャンプーで染まると言ったものも「簡単に染まった」という感想を聞いたことがありません。
ところがヘナは、タンパク質にからみつく性質があるため、他の植物染料とちがい簡単に着色します。さらに粒子が柔らかく丸いため刺激が弱く、アレルギー反応を起こす人もほとんどいません。その性質を利用して、他のハーブを混ぜて少し色のコントロールをして染めて行きます。少しコントロールができるくらいなので色はあまり選べませんが、髪の表面に絡みつくため外からの刺激から髪を守り、新しい層を作るため少し太くハリが出たように感じます。
人それぞれ感じ方は違いますが、数回で必ず髪が良くなったことを実感できます。
言い過ぎですが、多分本当です。
皆さんの周りにも、髪のダメージに困った人がいたらご紹介くださいね♪