ヘナとは、何千年も前から髪やネイル、肌に色を染めたり、デザインを描いたりしてきた染料です。
あのクレオパトラも髪やネイルに使用していたようです。
インドでは、結婚式に花嫁の肌にヘナで模様を描いて清めるなど、神聖な儀式にも用いられています。
ヘナは、ミソハギ科の植物で学名はローソニア・イネルミスといいローソニアアルバという成分が髪をオレンジに染めてくれます。

◯ヘナの役割
「ローソニアアルバ」という成分は、身体にたまったストレスや肝臓にたまった毒素を取り除くと言われており、ヘナに含まれる「ナフトキノン」という成分は、子宮の働きを調えるとされています。また、睡眠の質を高めるとも言われています。
ヘナを頭皮に塗ることで、毛穴の中の髪を作る毛母細胞に働きかけて、健康な髪を作るお手伝いもします。また、この毛母細胞は多数の毛細血管とつながっていて、ここから吸収されたものは、体全体に回っていくそうです。
やっぱり、カラーは体に良いものを使いたいですね。

髪に塗れば、保湿力が高まりツヤが出るほか、やわらかい髪はコシとハリが出て、逆に固い髪はクセが落ち着き、なめらかになります。また、脱毛予防や育毛促進など、さまざまなトリートメント力も実感できます。