私・店長の佐野は、渋谷にある国際文化理容美容専門学校を卒業して東京墨田区のサロンに就職しました。
ここには、専門学校の綺麗な先輩がいたからというだけではありません。自宅から東武線一本で行けると言う便利な”東京”だったからです。
面接の段階で、なぜか就職することに決まっていたのを思い出します。その頃から美容業界は人手不足だったんだなーと思いました。
そして、楽しい&辛い修業時代が始まったのです。
当時そのエリアは花柳界があって、きらびやかな芸子さんやその女将さaん達が住んでおられました。
当時、アシスタントとしてその女将さん方のシャンプーなどを担当していました。
少し手際が悪いとすぐ「店長さん呼んで」と言って、叱られました。
マッサージをしても「はい、やり直し!」とクレーム。
(怖かったー)
毎回ドキドキしながら接客をしていました。
でも最初のお店が、そんな緊張感のあるサロンで良かったな、と今では思えます。
ホントお客様に育てて頂いたなあ、という気がします。
厳しく怒られながらも、楽しい修業時代でした。(続く)