オアシスでヘナをやっていただいているお客様は、「なんとなくいいものなんでしょ」とか、「植物で染めることをヘナって言うんでしょ」と思っている方も多いと思います。まっ、それでもいいですけど。
たまには、「ヘナってなんだっけ?」と思い出していただくために、植物としてのヘナもお伝えしていきます。
ヘナとは、インドを原産国とした「ミソハギ科」の植物で、寒さには弱いですがそれ以外の環境には適応力の高いものです。実際にインドでは、広大な砂漠化してしまった土地に見渡す限りのヘナの畑があるそうです。そこで、ほぼ放置栽培されていて、水も肥料も農薬も何も与えないそうです。栽培時期に合わせて人の手で鎌で収穫していきます。
究極のオーガニック栽培だと思います。
ちなみに国産ヘナは、めちゃくちゃ人の手が入っていて、土地の改良からはじまり、水やり、有機肥料、雑草刈り、収穫まで可愛がって育てていきます。
どちらも、オーガニック栽培ですが、どちらを選ぶかは、皆さんがお決めください。
ヘナ100%で染めていく場合は、絶対にオレンジ色になると言うことは覚えておいてください。当店もそうですが、オレンジ色以外のお客様は、植物から抽出したインディゴと言う色素を混ぜたものになっています。
他の方に、「それ本当にヘナ?」と言われた時などはそういうことになっています。
よろしくお願いします。