僕がヘナで髪を染めようと思ったのは、自分がアレルギーで髪が染められなくなったからです。
その時は、環境に悪いとか、発がん性とか考えたことはありませんでした。カラー剤に含まれるジアミンでかぶれるようになって、ジアミンてなんだろうと漠然と調べ始めたのを覚えています。
1970年代にスウェーデンから使用禁止が始まり、2011年には、EU諸国で発がん性の危惧からジアミンの使用が一切出来なくなりました。
北里研究所と東海大学の研究グループの実験では市販されている3社のカラーリング剤を使用し、100万分の1から1000億分の1という微量でも、すべてが環境ホルモン作用を示し、乳がん細胞の増殖が見られたということでした。
オアシスでもこの頃から、カラーの新規のお客様をお断りさせていただくようになりました。
そして、ヘナ専門サロンとなってお客様の髪の本来の美しさを引き出す店へと変わっていきます。